とにゃりん。備忘録

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2007年 03月 21日

大バッハの誕生日

今日は偉大なる大バッハさんの誕生日です。
おめでとうございます。

特別出演でごわす。
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バッハじゃないでごわす。西郷くんです。
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お土産品。おいしいよ。
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すごい人出の上野公園に、またまたやってきました。
老若男女が集う、Cafe Green。
ただ座ってるのもOKの様です。お気楽スペース。
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考える人。
の拡大サイズ版。何で?
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という訳で、
またまた上野の東京文化会館。
高橋悠治さんの「Happy Birthday J.S. Bach!」
バッハづくし。
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「音楽の捧げもの」のたぶん3声の方は、
昔FMの何かの番組のテーマ音楽だったと思います。
しかも、現代曲かなんかの番組。
昔はこの曲を聞くと、行き場のない「ウルトラQ」的不安を覚えたものです。
それはさておき。
高橋悠治さんのバロックの演奏は、
文字通りバロック=いびつ、な感じの演奏。
もつれる様で元に戻る。
バッハって今生きていたら絶対ジャズの曲をいっぱい書いたと思うのですが
それを再現する様な演奏。
慣れない人は聞きながらよろよろしちゃうかも。

プログラムノートより。
“ブゾーニにとっての音楽は、無数の形をとって現れる不可視の本質であり、
作曲と編曲や改作(transcription)の境界はあいまいで、作品は創造のプロセスの一瞬を
固定したものにすぎない。”
すごく共感しました。意味は違う、勘違いのところの共感かもしれませんが。
「編曲」という作業は面白いと思います。
原曲に対する編曲者の想いなどが反映されて、少し違った作品になる。
ヴァリエーションももとのテーマから展開していく、という点では似ています。
だからヴァリエーションが好きなのかな。

ブゾーニについては、バッハの編曲をするヒト、ぐらいにしか思ってませんでしたが
ちょっと興味を持ちました。
調べてみよう。

アンコールは
ブゾーニの「インディアン日記」の1番「とうもろこしの花」と3番「つぐみの歌」
ポケットに手をつっこみそうな感じで退場するのが面白かったです。
高橋アキさんもいらしていた様でした。

by tnysatcmo | 2007-03-21 21:07 | コンサート・ライブ


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