とにゃりん。備忘録

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2010年 02月 18日

アンサンブル of トウキョウ

第一投目を放って行方を見守るとにゃりんでち!
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とにゃりん選手、集中していますねー、これはいいコースですよー。
チームとにゃままのとにゃりん選手、強豪中国を打倒できるかー!!?







ええと、オリンピックごっこに余念がないとにゃりんはさておき。
とにゃままはたまった備忘録を地道に放ちます^^;。



滅多に行かないところへ行ってきました。

人力車。
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そうです、明治時代へトリップ!







。。。







。。。







。。。
な訳はなく。







雷門!
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そうです、浅草へ行ってきましたー。


















アンサンブル of トウキョウの演奏会へ行ってきました。

日 時:2010年2月8日(月)
開 演:午後6時30分
会 場:台東区立浅草公会堂


チビとにゃままは迷わず2階席へ向かったのですが、
パウエルの吉田さんに偶然遭遇。
お互い「さすが!」
(あまりメジャーでないコンサートへ神田先生目当てに来た事に対して^^;)




2曲プロでした。
どちらも語り(歌)付き!!
もちろん師匠が出演という事で行ったのですが、
『魔笛』は大好きな曲!
そして、『兵士の物語』は興味はあれども聞く機会がなかったので
楽しみにでかけました。
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ミュージカルや劇だと、やはりどうしてもせっかくの音楽に集中できませんが、
語りというのは、その点良いです!
もちろんミュージカルや劇も大好き。
その上でこの形式は、新鮮なセレクト!




●アイネ・クライネ「魔笛」(W.A.モーツァルト作曲)
 パパゲーナと語り今尾 滋
 フルート    神田 寛明
 オーボエ    青山 聖樹、中山 亜津沙
 クラリネット  山本 正治、濱崎 由紀
 ファゴット   水谷 上総(病気のため、森田 格氏が出演)、長 哲也
 ホルン     日高 剛、田島 小春
 グロッケンシュピール      安田 正昭

並びは下手から
fl、ob、fg、cl、後列にhrとグロッケンシュピール。
J.ハイデンライヒの編曲版をベースに、アンサンブル of トウキョウなりの味付け版。
『夜の女王のアリア』は耳慣れたflとobのデュエット版だったり。
昔はオペラも気軽に聞きに行けなかったので、こういう編成はアリだったりしました。
語りと歌の今尾氏、パンフルートで笛を吹く真似をしたり、ミニミニ鉄琴を手に鈴を鳴らす真似をしたりとパフォーマンスも楽しい。
もっと歌も聞きたかったなー。


●「兵士の物語」(I.ストラヴィンスキー作曲)
 語り      西村 恵一
 ヴァイオリン  小林 美恵
 クラリネット  山本 正治
 ファゴット   水谷 上総(病気のため、森田 格氏が出演)
 トランペット  神代 修
 トロンボーン  吉川 武典
 パーカッション 藤本 隆文

歩いた歩いた、、、、兵士が歩いた。。。
休暇をもらって故郷へ向かう兵士がひょんな事から悪魔に翻弄される物語。
ヴァイオリンが象徴的な役割を果たします。


語りの西村恵一氏は、京阪電車のCM「おけいはん」の父親役で出演しているらしいです。
出で立ちは、ええと新●満氏風。
多少のパフォーマンスもありますが、基本は語り。
「このヴァイオリンは、、、ストラディバリcopy in 浜松! ある意味貴重な^^:」なんていうギャグもあり。
なんといっても興味深かったのは、胸を突く教訓的な言葉の数々。
お隣に座っていた方も「なんか、胸にくるものがあるよね」なんて言ってらした。
すなわち。
『なんでもあることはなんにもないこととおなじ』
「今の幸福に昔の幸福を加えようとしてはいけない』
『幸福はひとつで充分』
『全てを手に入れる権利はない』
などなど。







浅草公会堂の玄関には、有名人の手形が。
サユリスト垂涎^^;。

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うーーん、どちらのプログラムもとても良かった。
組み合わせとしてもバッチリでした。
やるじゃん!金先生!
今回は企画・演出・『兵士の物語』の指揮を担当。
今年芸大を退官される様ですが、まだまだこうして音楽の楽しさを広めていってほしいです!







笠智衆。
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初めて鑑賞した『兵士の物語』にも心奪われましたが、
こうして時間が経った後振り返ってみると、
あくまでも音楽メインで、それを補う様に語り&歌もバランス良く楽しめたのは『魔笛』の方だったかも。
『兵士の物語』は随分好評の様で、去年も取り上げていた様でした。
もう一度落ち着いて鑑賞してみたいです。







淀川長治さん。小さいお手手。
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それにつけても。
去年の年末も楽しんだ「ピーターと狼」「動物の謝肉祭」もそうでしたが、
この「語り&音楽」というのは、ワタシにとって楽しめる新しいジャンルかも!
もっと色々な場でとりあげてほしい!
っていうか我々もグリーグの「ペール・ギュント」やチャイコフスキーの「くるみ割り人形」でもトライしましたが、もっとうまい具合にどんどんやってみたいですねー。







浅草公会堂、正面脇。
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ライトアップされた五重塔。
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仲見世のシャッターもしゃれています。
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浅草の街も楽しかったし、音楽も素晴らしかった。
とにゃままランキングベスト3!に入るコンサートでした!

by tnysatcmo | 2010-02-18 00:51 | コンサート・ライブ


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