とにゃまま、うっかりフラッシュ。
フラッシュ嫌いのとにゃりんでち!
70歳を迎えたフルート界の大御所ジェームズ・ゴールウェイのリサイタルへ行ってきました。
チケットは大変高額ですが、朝◯新聞のマリオンにて無料招待は逃したものの半額優待割引券をゲット。
10月13日 火曜日 サントリーホール大ホールにて。
それにしてもフルート界の後期高齢者の方々はまだまだ活躍されています。
高貴高齢者ですね^^。
マリオンは残念ながら急死してしまいましたが、シュルツさんも頑張っているし、グラーフにラリュー、アドリアン、フランス・ブリュッヘンなどなど。
レーデルさんは笛こそ吹いていませんが、まだ指揮してらっしゃるのでしょうか。
さて、ゴールウェイさん。
ここのところ奥様連れでサントリー
大ホールというのが定番らしいです。
共演
レディ・ジニー・ゴールウェイ(Fl)
フィリップ・モル(Pf)
ええと、全然関係ないですが、例によって当日のおシャシンがないので、
前日のお散歩時に撮った季節はずれのカマキリさんのおシャシンとともに。
曲目
ゴーベール :ソナタ第3番
ドビュッシー :小舟にて
:シリンクス :月の光
マルティヌー :ソナタ
ハーティ :アイルランドにて
モルラッキ :スイスの羊飼い
バッジーニ :妖精の踊り(幻想的なスケルツォ) op.25
ブリッチャルディ :ヴェニスの謝肉祭 op.77
ドップラー :「夢遊病の女」の主題によるパラフレーズ op.42(2本のフルートとピアノのための)
アンコール
ゴーベール :ギリシャ風ディヴェルティメント
成田為三 :浜辺の歌
モーツァルト :トルコマーチ
アイルランド民謡 :ロンドンデリーの歌
リムスキー・コルサコフ :熊蜂の飛行
揃えた前脚がかわいい♪
しょっぱなからゴールウェイ節炸裂。
低音域バリバリ〜〜。
みんなこれに憧れて、真似してアンブシュア崩しちゃうんですよね^^;。
今回聞いて「あれ?」と思ったこと。
指揮者でも所謂「先振り」という手法がありますが、そんな感じ。
いや、指揮者は先にタクトを振ってもオケはオンザビートで出るからちょっと違うかな。
でも「あれれ」感が似ている。(←語彙が少ない><)
フツーは「さんはいっっ」と言い切った後に次のフレーズに移行しますが、
ゴールウェイさんの場合は、最後の「っ」のあたりで次のフレーズへ。
それでもその後ゆったりたっぷり吹くので、先走り感はないし慣れればいっそ小気味いいのですが、やはり「あれれ」。
奥様も大変お上手なのですが、彼がバリバリ吹いた後では霞んでしまいます。
個人的にはゴールウェイがどうきても絶対つけるモルさんのピアノがすごかったと思います。
個人的に彼の生を聞くのはこれが最後と決めてきたので、1時間並んでサインを頂きました。
(↑単なるミーハー)