とにゃりん。備忘録

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2008年 02月 27日

2月26日のレッスン

こにゃちは〜。
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手ばつ〜、のとにゃりんでち!
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2月もおわり。
でも、今年初めてのレッスンでした。
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ショクバのお隣のNちゃんからもらったバレンタインチョコ。かわいい。


ジャン=ミッシェル・ダマーズ「コンテンポラリー・エチュード」(Grade 5)より
No.12
No.13
エチュードは全ての調をさらえ!ということで24曲から成るものが多いです。
やっと半分だ〜。
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No.12は去年からの持ち越し。
装飾音符+4分音符でなおかつオクターブ跳躍。
三連符のヘミオラは、走らない様に。しかもきっぱりメリハリつけて。
あとは、お家で練習〜ということで次。

No.13
全編五連符の曲。
とりづらいので五コの音符に「い・け・ぶ・く・ろ」と当てはめる常套手段は当然用いること!
五連符×2をひとかたまりとしてとらえる→その始めの音はテヌートぎみに。そうするとフレーズ感が出て五連符の深みにはまらずとも済む。


曲は去年から引き続き、
カルク=エラートの「アパッショナータ」
この日3人目だそうで「この曲はやってるの?」
そうそう、はやってますよ、もちろん。みんなきっと師匠のCDを繰り返し聞いているに違いないです!
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毎回で出しの4小節でNG。
というか最初のDの音からして「アパッショナータ」じゃないんですよね〜。
一転して、中間部、凪いだ様に静かな部分があります。
この部分は、終始耳をそばだてなければ聞こえないぐらいの表現で。
音が跳躍してもでこ、ぼこ、とならない様に注意深く。
これは「ボレロ」の出だしのソロでも同じ。
レにあがる時、何も気にしないとレの音が「でこっ」と飛び出ます。

細かいことよりも
大きい音すなわち吹き込めばいい、という訳ではない
小さい音すなわち物理的に小さくすれば良い訳ではない、
事をレッスンして頂きました。
音色の変化で強弱を表す事もあるし、逆に音色は同じままでフレーズをつくる場合もあり。
要はやはり息づかいを変化自在に操れる様にならないと。。。
後半部分、こんなイメージ、と吹いてくださったのは、、、
音がはずれたりとんでるしあたってないとこもあるし、だけど、息づかいがわかる迫力の演奏。
この「アパッショナータ」なイメージを丁寧にさらって音楽にする。
ふむ、おもしろいアプローチかもしれません!
ややや、でもすごかったですよ。みなさんにお聞かせしたいぐらいでした(爆)。
個人レッスンならでは、ですね^^。

師匠は、どんな音域でもムラのない息づかい、音色です。
そんな話をしたら意外な反応。
「いや、最近、守りに入っちゃって。。。」
え、そうなん?
確かに音がひっくり返るかどうかのところを敢えて狙って絶妙の表現をする、というのもアリでしょうけれど。
師匠でもいろいろと考えるところありで音楽に向かっているんですね〜。

by tnysatcmo | 2008-02-27 08:40 | 音楽


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