とにゃりん。備忘録

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2007年 04月 23日

リスニング・レッスン!

パウエルのアカデミーには、リスニング・レッスンというありがた〜い制度があります。
何ヶ月かレッスンに通うと、パウエル主催のコンサートへ無料レッスンという形で行く事ができます。
素敵すぎる〜〜。

で。

フルーティストにしてピアニストであり作曲家、
フルート界で大人気のゲーリー・ショッカー氏のコンサートへ行きました。
四谷区民ホール。
区役所の9F。眺めがよかったでした。
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パウエルの講師もなさっている金井さん、N響の菅原先生もいらしていました。
行く途中で出会ったレッスン仲間のN氏、
それと、遅れて駆け込んできたsireneしゃん、発見。




1・ショーチューンズ
2・ハンナズ グレイド
3・グリーン・プレイシズ
4・ヴォカリーズ
5・ギルデッド・アンド・ブロンズド

6・カンヴァセーション
7・フリップ・フリップ・フリップ
8・ホラ・スタッカート−Dicicu
9・アンビデックストラナータ
10・リグレッツ・アンド・ソリューションズ

と列記してもピンときませんが、
ホラ・スタッカート(これも味付けあり)以外は全て彼の作品。

ほとんどシルバーの楽器で演奏。
2&9は木管で。

9は、おなじみ、『吹き弾き』!!!
flは左手のみでもかろうじてある程度の音階ができる事を利用して
左手でフルート、右手でピアノ。
目をつむって聞いても全く違和感がなかったと思う。
何度みても聞いてもすご〜い。

3&6&10は、特に広がりのある素敵な曲、と思いましたが、
実は。
とにゃまま所有のCDに収められているものばかり。
それなのに、あまり記憶になし(^^;)
冬にあまり聞く様な曲ではない、って事で。。。(汗)

金井さんもブログに書いていました
曲の感じがみな似通っているところがあるので、
コンサートとしては少し起伏にとぼしいかもしれません。
2年続けて堪能したので、もうしばらくはいいかな。
いやいや、考えてみれば
ベームが「うつろな心による変奏曲」を目の前で吹いている様なもの。
次回はコンサートに照準を合わせてショッカーさんの曲をさらう!
ぐらいの気概があってもよかろうぞよ。

いずれにしても、
やっぱりアメリカ人!
そしてゲーリー・ショッカー!
という演奏会。
靴下で演奏。そんで、時々すべりながら登場。
演奏中にヨガのポーズをしながら吹く〜!
キメる時には、音・ポーズとももばっちり!
しまいにゃ「ここには何人フルート吹きがいるの?」で
手を挙げると、「んじゃ、あとは、、、」と立ち去ろうとするパフォーマンスしたり。
楽しめました。

それと、特筆すべきは
石橋さんのピアノが素晴らしかったこと!
表現が多彩。
共演者に柔軟に対応。
ジャジーな曲も素敵なタイミングでつけてくる。
というかばっちり対話している。
そして、美しい音色!
素晴らしかった。。。

帰り道のおしゃれなお店。
クリスマスの時も通りかかったらきれいだったな〜。
右手が新宿御苑。
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by tnysatcmo | 2007-04-23 22:35 | コンサート・ライブ


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