とにゃりん。備忘録

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2010年 11月 17日

音楽つれづれ。近況。

くましゃ〜ん、冬眠ってどうやるんでちか?
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冬眠修行中のとにゃりんでち!
目ヤニがそれこそクマ、隈の様になっている変顔とにゃりん。。。
くましゃん、とにゃまま家に来てからうるさくて冬眠できてないかもね^^;。




シゴトも遊びも、もちろん練習もとヘヴィな日々が続いてるのに、
結構身体もってるなー、と思ったら。
やってきましたっ。
頭から腰まで鉄板入ってるで症候群。
頭から腰まで鉄板入ってる感じで頭と背中が〜〜〜。
物を拾おうと頭を下げたが最後起き上がろうとすると頭が割れそう、っていうかきっと割れてる(笑。
うっかり走ろうものならその振動が頭と背中にくる〜〜。
今回はかなり軽症なので物も拾えるし走れますが、それでもちとツライです。
うう。




旅レポが続いておりますが、
やはり本気趣味の音楽の事も久々に。
備忘録全開。
思いついたことをだらだら書くど。


ここ4〜5日の間に音楽イベント立て続け。
11/14(日)
甲藤さち先生の30分ワンポイントレッスン
11/16(火)
師匠コンサート



師匠コンサート久々です。
記事にしそこなっていますが、夏に木五を聞いて以来かな。
N響もしばらく聞きに行ってないし。。。
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何も考えずにスキャンしてみたらこんなに巨大に。
神田寛明 ~ ショパン&シューマンの夕べ ~ <生誕200周年記念>

神田寛明(FLUTE) 與口理恵(PIANO) 羽鳥美紗紀(FLUTE)
プログラム
ショパン:ロッシーニの主題による変奏曲
ドゥメルスマン:ショパンのメロディーによるファンタジー Op.29
ニコライ:ウィンザーの陽気な女房たち(fl二重奏版・神田編)
****
シューマン:3つのロマンス Op.94
シューマン:アダージョとアレグロ Op.70


もう今年はショパンシューマン一色で〜。
やっと終わるよ、ショパンシューマンイヤー。
管のソロの曲は僅少なのですが、師匠無理矢理探してきましたねー。
まあなんといっても
ドゥメルスマン:ショパンのメロディーによるファンタジーが圧巻でした。
ドゥメルスマンといえば変奏の嵐ですが、
まあ、みごとに万遍なく華麗に吹ききる師匠。
演奏後、聴衆から感嘆の溜め息が。。。


ニコライを師匠と共演した羽鳥嬢は、そつのない美しい音色。
デュエットって『響き』をあわせようとするだけで違うものなんだろうなーと
ぼんやり感じた演奏でした。


片爪氏や先日の日本木管コンクールで2位を受賞した泉真由さん(ちょっとモデルの杏似)も聞きにいらしてました。

そういえば。
今回も師匠と共演のピアノの與口理恵さん、
日本音楽コンクールのファイナリスト5人のうちのなんと3人のピアノ伴奏を担当!
3人ともイベールのコンチェルト。
もちろん楽譜は3人用に3種類用意してあるんでしょうねー。
皆さん流石にコンクールの伴奏者は、気の合う同級生よりもベテランさんを選ぶんですね。
と、閑話休題。



アンコールは、
今年生誕300年を迎えた大バッハの長男フリーデマン・バッハの
6つのデュエットより5曲目だったかな6曲目だったかな。
とにかくワタシが持ってない方の分冊に入ってる曲。
全て難曲で、昔は見るのもヤだったけど、最近はやってみたい曲。
フルートとでもオーボエとでもいいな。



閑話休題のついでに
オマケ。
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こちらは9月頃のサロンコンサートにて、やはりシューマンを演奏した面々。
ピアノ曲『子どもの情景』よりの抜粋。
ヴィオラ2+コントラバス3という編成で音楽監督が編曲してくれました。
有名なトロイメライもいいけれど、
ワタシは1曲目の“見知らぬ国と人々について”のあのフシギ感が何とも言えず好きです♪





さて。
ちょっと遡って
11/14、日曜日に受けたワンポイントレッスン。
講師は、東京交響楽団首席の甲藤さち先生。
受講曲としてテレマンの12のファンタジーから2曲目を選びました。
選曲理由は、
(1)Grave - Vivace - Adagio - Allegroと4曲構成であること。
これなら30分と限られた時間で「じゃあ、Vivaceまで」となっても中途半端な感じにはなりません。
(2)バロックであること
キラキラの技巧的な曲は、こういうレッスンでは、できない場合は詰まるところ「じゃあ頑張ってさらってね」で終わってしまいがち。
バロックはアプローチ、切り口がたくさんあるし、先生によって十人十色!
色々なアイディアを伺う事ができます!
(3)跳躍が今ひとつなので、その課題を見てもらうにもぴったり!
(4)なんつっても大好きな曲であること!
一時ガロワのCDを聞きまくりの真似しまくりしたにゃ〜。
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テレマン:無伴奏フルートのための12のファンタジー
第2番:イ短調(Grave - Vivace - Adagio - Allegro)
と、こちらのスキャンも小さめにしたはずなのにデカイ。
画面見ながらさらえるかも(笑。
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甲藤先生も木管をお持ちで、
「神田先生みたいに全曲という訳にはいかないけど、モーツァルトなんかの時には木管使ってますよー」との事でした。
おおっ、今度東響のモーツァルトを聞きに行ってみようっ。
「『息のスピードはどんな時でも同じ』って神田先生がどこかで詳しく書いてらしたから読んでみないと、と思ってるんですよ」ということで、やはりプロ同士でもお互いの奏法については気にしたり取り入れてみようとしたりするんですねー。
甲藤先生は、普段は金をお使いです。
やっぱり女子が楽に吹くためには金でしょうねー。
でもとにゃままには重くて無理です><。


緩徐楽章(GraveもAdagioも)のフレーズの切れ目をばっちりと吹き直していたのですが、
「寸断しないで流れや勢いは生かした方が良いでしょう」
ふむ。

Vivaceの部分で、跳躍を見て頂きました。
無理してハキハキ短くしなくても良しとのこと。
下の音の響きを出して徐に跳躍。時間をかけても良くて、後でいい具合に時間は取り戻す、と。
「(それを)やりすぎると、おかしな曲になるのが不安」と訴えると、
やはりバロック好きなのが伝わったのか
「大丈夫!まずやってみて少し調整すれば大丈夫!おかしいかどうかはきっとわかりますよ!」
と言われました^^/。





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Adagioは、符点のリズムなどちょっとキツめにしてたのですが
「この楽章は他の楽章とのキャラクターの違いを出してゆったりと」
ふむ〜。
流れる様にゆったりと奏してみると、ほんわか癒しの楽章に〜。

時間もギリギリでしたが、Allegroまで見て頂きました。
繰り返しの部分は同じに奏しない、装飾を入れてみました。

奏法については、口の中をもう少し広めにするとより楽かも、との事。
装飾やアゴーギグについては、変かどうかは判断つくタイプだから、とにかく試してみて、との暖かいお言葉。
よしっ!



これは、フルート吹きにスタジオへ通う道。
今年の夏、この線路沿いのルートを発見。
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夏は線路沿いのマンションの影になって涼しい。
どこまでも続く鉄路を眺めながら自転車で走るのは楽しい。
正直隔日2時間のスタジオ練習は厳しい。
でも演奏できる時は限られているからできる今一所懸命やらないと!
頑張るど!




、、、とほんとに備忘録でした。
どっとはらい。

by tnysatcmo | 2010-11-17 04:08 | 音楽


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